第三回 なにかを始めるとき:英語の勉強とか、、、

 英語の勉強は始め方が難しいですね。中学生から今の時代は小学生から英語の授業が始まるのかな。どんなことでも一歩目は難しい。

 ここでの話は「これからの英語が〜」という話ではないです。初めて英語の教科書を開き「何だこれは?」となってから英語のテストで点数を取るための話です。

 

 

 まずは触れてみること。ただ教科書に書いてある単語を検索して発音を聞き(google先生なら発音ぐらい文句なしで教えてくれる)真似して声を出してみること。単語ひとつずつ検索したら2、3単語繋げて読んでみる。2、3単語はどこでもいい、文の先頭(英語は大文字(a capital letter)から文章始まります)でも終わりでも(文の終わりは.(ピリオド)もしくは?(クエスチョンマーク)です)途中でもいい。文の先頭も終わりも分からなければ本当にどこでもいい。どこでもいいとは自由度がありすぎて難しいかもしれない、その場合は「始めの単語から順番に」でいいだろう。単語の塊がつかめるならそこをつなげて読むといい。単語を繋げて読めたら文(大文字で始まり、ピリオドまで)ごとに繋げて読んでみる。そしたら教科書1ページ分繋げて読んでみる。

 次は書くこと。教科書に書いてあることを真似してそのまま(大文字、小文字、単語のスペース、ピリオド、クエスチョンマーク全て)書き写す。それだけだ。

 ここまできたらあとは単語を置き換えてみる。

    I am a teacher. 

                                 I am a student. (a teacher→ a student)

                                 I am a firefighter.(a teather→ a firefighter)

              He plays basketball.

                                 She plays basketball.(He→She)

                                 He lives in Paris.  (lives in Paris→sings a song)

 こんな感じで、このようなものはよく文法の問題集とかにあるだろう。数学の代入(中学とかだと「x=4をy=5xに代入せよ」とかがみられる)に似ているようなという考え方もできるかもしれない(またいつか機会があれば)。このあたりまでくればあとは文法の教科書等を読み進みはじめればいいだろう。

                              

 

 ある程度英語を勉強していればこんなこと?となるでしょう。ただ何でも始めは手の出し方がなかなか難しい。この「まずは触れてみること」という考え方はスポーツにもらった。サッカー少年が最初に触るのはボールであってルールブックや足技の解説書ではない。スポーツでなくとも、文学少女は単語や漢字や文章の読み方を習ってから読書するのではない。サッカー少年はボールを蹴ってゴールを目指しながらルールを覚え、点を取りに行くためにスキルを求める。文学少女は読みながら単語を覚え(単語は推測しながら読むものであったりする、これについても書きたい)、漢字についての知識を増やし、文の読み方のセンスを磨いていく。そして高校や大学の入試にもこの考え方は必要で、学校の勉強にもこの考え方を取り入れてみたいな〜と思いました。高校生の物理なんかも強くこの考え方を必要としていると思う。まず問題を見てどうなるかを考えてから、教科書の説明を読み答えを出そうとすることとか。

 この考え方はスポーツにもらったわけだけど、実はjazzでコンボをやり始めた(ナンジャコリャとなっていた)ときに気づきました。どういうことかというと、コンボをやっているときにスポーツと同じなのかなと思ったんですね。頑張って楽譜にへばりつこうとしていたら、「楽譜なんかいいよ、とりあえず音をだせ」と言われたんです。この言葉で、、、と、この話はまたどこかで。